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at 21:34
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一夜明けて(振り返り)

2010.05.29 - 日記
前の記事を見てない場合は、先にそちらからどうぞ。
結果編

支部4日間を振り返って。まず4継。
1日目、予選。4走で出場。
自分のしょーもない走りで台無しにした感じ。評価できる のは予選通過出来たところぐらい≒みんなのおかげ。
もう言葉に出来ない。

2日目、準決勝・決勝。
準決勝は3走にシフト。 ぶっちゃけこっちのほうが好きです。カーブ好きっていうよりは直線嫌いって感じ。
第3コーナーに移動する途中で女子4継が見えて、「あれ、なんで アンカー構えてないんだ?」って思ったら2-3でアクシデントだったらしい。それを見てちょっと燃えた、かも。とにかく全道決めようと再確認。
準 決勝は予選よりかマシな走りをしたと思います。無事に43秒台も出たし、全道も決まって一安心。
決勝はまさかのリレーで流し。終わった後で「速す ぎるだろ!」って怒られるって何事w

マイルは3日目の予選だけ走りました。
400mHのショック、疲れ、引きずっていたと思いま す。アップの時点でかなり暗かった。
ラップも1走で55秒0と振るわなかった。俺がしたことはとりあえずバトンを運んだことぐらい。
準決 勝はベストオーダーから外れ、決勝も結局後輩に任せてしまった。
マイルに関しては、最上級生として情けなかった。みんながつないでくれた全道、も し走ることがあれば、今度は勝てるレースをします。

最後に400mH。2日目4継準決勝のあとに予選。
400mHについては、 「4人ぐらいが抜け出して、あとは自分と同等かちょっと上ぐらいのやつらが5~6人。その辺での争いだろう。60を切るだけじゃ決勝は危ないかもしれな い。出来れば59"2ぐらいか・・・」というのが事前の予測。
予選前は「準決勝は2年前に初めて走った自分が63"97で行ったところなんだから ここは問題じゃない」とか言い聞かせてました。なにせ今シーズンまともなレース出来てないだけに怖い怖い。あとは10日前に教えてもらったことを忠実に守 ることだけ考えてました。
予選は思い通りのレースが出来ました。ストライド一辺倒でとにかく歩数を減らす、これのおかげで前半がんばる必要が無 く、後半も楽に走れて、今までで一番軽いレースが出来ました。にもかかわらず61"42、ベストを0"52更新。組2位で準決勝進出。
しかし終 わった後結果を見て焦りました。60~61秒台があまりにも多すぎる。5~6人なんてものじゃなかった。抜け出してるのは予想とぴったりの4人。その4人 からすれば楽勝だろうが、自分らにしてみれば誰が抜け出すかまったくわからない、ギリギリの勝負。
どのみち決勝ラインは59秒台前半で立ててた し、自分にはまだ上げられる余地があったのでそれは救いでしたね。それと抜け出してたのが4人で済んだのもよかった。恵南や情報に「走れば全道」のような 人材はいたので、その辺に出てこられたら決勝はもっと遠かった。

3日目、準決勝。3組目9レーン。
予選同様に走れば楽なんだか ら、どこかにキツいポイントを作ればいい。予選が終わった直後に立てた決勝進出のための戦略は「後半勝負」でした。前半上げても後半死ぬのが怖い、それよ りは周りがキツくなる頃合を見計らって抜くのがいいだろう、というもの。こんな走り方をすることは今まで経験がなかったのですが、自分の体なら出来る、っ てかやらないと勝てない。そう思って、ただその戦略に懸けました。勝負は8台目を越えたあと、ラスト110m。
天王山、今大会で唯一ハチマキを巻 いて臨みました。スタート前にみんなの応援が聞こえました。「ありがとう」と思いながら、セットして、そしてスタート。
9レーンだから誰も見えな い。だからこそ迷い無く走れました。5台目まで予選のように入れて、6~8台目の中だるみも今の自分じゃ仕方が無い。そして8台目を越えた瞬間、2日目が 終わった後に母に言われたことを思い出しました。「腕を強く振れ!」
すでに前に2人いる。3位で抜けなきゃ未来は無い。ただがむしゃらに走りまし た。10台目を越えて、ゴールを目指す。限界の体でトルソー。しかしその瞬間、左に何か見えた気がしました。
ゴール後、倒れこんでしまった。ス タート前に初めて喋った北高の2年生の人と「お疲れ様です」と互いにねぎらいあった。レースはどうなったのか、何位なのか、何秒なのか、まったくわからな い。とにかく結果を待つしかない。
スタンドに座って、アナウンスを聞きました。1組目の3位が59秒台。かなり厳しくなった。2組目は 60"49。そして3組目、3位で呼ばれたのは、北高の人。
記録を見に行って、0"23差であることを知りました。そのとき北高の人に会って、 「大槻君がいなかったら僕ラスト死んでました」と言われました。俺は戦略通りに走って、その戦略ゆえに敵に塩を送った。皮肉なものです。
俺も、彼 も、ベストの走りをしました。互いの最高どうしをぶつけ合って、それで負けたのなら悔いはありません。そして最後の最後で、敵と互いを讃えあうようなレー スが出来たことは、素晴らしいことだと思います。
「1年のとき怪我を早く治していれば」「もっと徹底的に走りこんでいれば」「十勝支部なら勝って るだろう」…確かに色んな思いはよぎりますが、しかし60"42で9位という結果は、札幌に来て、南高に入って、ここで練習して、怪我して、無茶して、後 悔して、学んで、考えて、走ってきた、今ここにいる自分にしか出せない記録だから、それは誇りに思います。
それでも、記録を見た直後と、表彰台を 見ているとき、ちょっと泣きそうだったかな。これを書いている今も、ちょっと。

最後の支部、みんなの戦う姿がものすごく印象的に映りまし た。
応援してる間とかも実はちょっとヤバかった。とにかくみんな、格好良かった。
3年間で、いや、12年陸上やってきて、最高の大会だっ たと思います。

最後に、今後について。
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KANI at 16:06
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 プロフィール 
HN:
KANI
年齢:
32
性別:
男性
誕生日:
1992/05/11
職業:
学生
趣味:
陸上、ゲーム
自己紹介:
帯広生まれ帯広育ち札幌在住。
春から筑波大学国際総合学類。

陸上歴12年目。
尊敬する人は為末大。
考えて、実践し、結果を出す陸上が信条です。
人に夢を与える走りをするのが目標です。

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