2時間も昼寝してしまった。
夜寝れるのか…そして明日5時起き出来んのか…
いよいよ明日が高体連支部です。
早かった、本当に。「準決勝進出」を目標に、スタンドからのみんなの応援に後押しされ、視界いっぱいにハードルを見ながら夢中でトラックを1周してなんとか目標を達成出来たレースはもう2年も前のこと。なのに昨日のように鮮明に思い出せます。
去年は勝負の場にすら立てなかった。前に見るはずのハードルを上から見るのは、ただつらかった。
今年は勝負になるかもしれない。まずはそれを光栄に思います。
そういえば1年生のとき紙に「準決勝進出」の目標を書いたら、プリントになって出たときに「準」の字が塗りつぶされてたなんてことがあったな。2年越しの目標として、それを目指しましょうか。
4日でMAX9本か…多分今までで一番多く走ることになりそう。
走らない日はないから緊張を切らすことは出来ない。400mH×2とマイルのある木曜日はターニングポイント。特に400mH準決勝、ここが天王山。
しかしまぁ、いよいよ終わりも近づいたわけで。自分はこの4日間をどんな風に走るんだろうと思います。
なんか某教師が授業の終わりに「来週になったらみんな引退してる可能性高いのか?」とかいうちょっと理解に苦しむこと抜かしてたので最低でもそうはなるまい。
あるいは記録会・春季の結果から全道の進出ライン予想してる他校生に見落としがあることを知らしめる…って去年の新人戦のときも同じこと言ってたような。
やっぱり全道進出は目標としての1つの基準なのかな。
勝つことももちろん大事だけど、この3年間はそれ以上のものを追い求めて走ってきた気がします。
1年の夏に怪我をしてから、先輩と共に考えて、実践し、結果を出すような陸上を追い求めてきた。この4日間はその集大成を、自分のしてきたことを証明するレースなのかもしれません。
それと4継の準決勝・決勝と400mH予選のある2日目には両親が見に来ます。札幌に送り出して陸上をやらせてくれたことに、走ることを通してなにか恩が返せたらと思います。
レースというものに対して、怖さがないと言えば嘘になります。
この前言ってた「恐怖感もなく迎えられそうです」というのはハードルに対してのことで、恥ずかしい話12年も陸上やってて未だに号砲が鳴るギリギリの瞬間は恐怖感でいっぱいです。
他にもリレーのマーク、400mHの歩数コントロール、マイルの、特に後半のレース展開…トラックという場は怖くてたまらないです。
それでもなんとか立ち向かえます。恐怖を乗り越えた先に価値があると知っているから。それを乗り越えるべく今まで走ってきたから。一緒に乗り越える陸上部のみんながいるから。
勝負とは「理由のぶつかり合い」とでも言いましょうか。トラックに8人並べば8通りの「勝つための理由」がある。どれも正しくて、でもそれを認めるということは勝ちを譲る、すなわち負けるということで。
相手がどうであれ、自分にも自分なりの勝つための理由がある。それをもって相手を上回る。勝負という以上綺麗事ではなく、そこにまた恐怖がある。
立ち向かって、乗り越えます。この4日間で。
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