遅くなりましたが新人戦の反省会もとい言い訳でございます。
まぁ4継は良かったんですよね。なんとか全道行けて。
ただなんというか、新人戦前は4継のメンバー入り狙ってたりしてましたが、それで今回走れてやったぜ!とはなんないんですよね。1年生が学級閉鎖くらって俺はその穴埋めな訳で、やっぱり気持ち的にも今回の4継は俺の土俵じゃなかった。
そういう意味では、2日目の種目、マイルリレーと400mHは俺の種目。だからこの2つで全道を決めるということが大きな意味を持ってたわけです。まぁ結果としてそれは叶わなかったのですが・・・
マイルは2年生2人、1年生2人というメンバーで、1年生はそれぞれ前日に400m2本、800m3本走ってて疲労困憊。2年生は4継しか走ってなかったから、うまくカバーしたかった。
1走で1位の好スタートを切るも、2走の1年生が800mの疲れもあり3位と後退。ここで俺にバトンパス。初マイル、今季初400m、もうとにかくやるしかなかった。
すぐ目の前に2人、最初はついていこうと思ったけど、こいつらの後ろでは俺の走りは出来ないなと思いまずバックストレート手前で1人抜き2位。先頭も第3コーナーで抜きトップへ。ここから逃げ切りを図る。が、350mを過ぎる辺りからスピードダウン、2位に詰められた状態でアンカーにパス。アンカーが後ろ2人に抜かれ3位でのゴール。予選は5組で全体の上位8位までが決勝進出、つまり全道出場だったのですが、俺の走った組は1位ですら決勝進出ならず。全体8位との差は1.16秒。1人当たり0.29秒は走力の差か、気持ちの差か。
ラップタイムはアンカー以外ほぼ横一線だけど、俺が最遅。一時はトップに立つなど内容はよかったが、数字の表す結果はこうだった。
4本目が消えてしまった以上、残りの2本はどうしても勝つしかなかった。そう思って臨んだ400mH予選。序盤で加速したかったがバックストレートは向かい風。とにかく来たハードルをとぶしかない。そう思ってた。
いざスタートしてみると思った以上に風がきつい。200mまで、1年生のときよりも歩数が多くなってしまった。しかしその分後半の歩数を抑えられ、なんとか組1位、1年の支部で作った自己ベストを2"03秒更新する61"94でゴール。
しかし運命のいたずらとでもいうのだろうか。
予選6組あったうち2組目で判定室に異常。記録が残っておらず2組目は再レースに。この2組目と他5組でのベストエイトで決勝という形に。全道にいけるのは上位8人。つまり決勝進出=全道進出ではなくなってしまった。
俺はベストエイトに入ってはいたが、決勝でも気を抜けなくなってしまった。
・・・まぁ今振り返ると、異常がなかったらエイトに入っていたか怪しいんだよな。5組での順位が同タイムの人がいて6位。2組目に俺より速いの2人いたんだけど、これ含めると決勝9人になっちゃう。8レーンしかない円山競技場ではこういう場合どういう対応だったんだろうな。
そして迎えた決勝。1日目から、決勝種目のときキャプテンがこう言っていた。「決勝に行けたから流すなんて考えは甘い。来年の全道の決勝、インターハイに行くには6位じゃなきゃなんないんだから、決勝は6位以上を狙っていけ」と。当然俺もそのつもりで、決勝で予選のベストを更新し、6位以内に入れれば全道は行ける。こう思っていた。
あと考えてたことといえば・・・「歩数は予選と同じ」かな。これが敗因だったのかもしれない。予選と違って、作戦というか思考を1つに固めてしまった。
スタート。入りは問題ない。バックストレートの風は予選より弱く、4台目までのペースは予選以上。5台目で歩数2歩増やして17歩、そっから17歩で保ってゴール!これがレース前の作戦、だった。
5台目、俺は16歩、左脚でハードルを越えた。
逆脚は小学生の頃から鬼門で、今になってもまったく改善されない最大の弱点だった。それがこの最悪のタイミングで出てしまった。
6台目をバウンディング気味になりながら16歩でリカバリ。そこから17歩でどうにか立て直そうとする。しかし体は思い通りには動いてくれず、10台目は18歩、再び逆脚を使ってしまいスピードは激減。必死にもがいても前との差は詰まらず、視界には7人フルに見えたままゴール。
再レースの2組目。2人が俺より速かった。
負けたのだ。
個人でも、リレーでも、俺は俺の種目で全道出場を果たせなかった。
復帰戦としてどうだったのだろうか。
タイムと内容は悪くはない。ただ負けたという事実が残る。
先生には「完全に走力不足、練習不足だ。レース中のミスへの対応なんかもな」と言われた。
怪我を負けた理由にしたくはない。しかし練習不足もまた事実・・・行き場のないもやもやが残る。
次の俺の勝負はもう来年の支部─3年生の最終戦だろうか。新人全道の4継は1年生が上がってくれば俺に出番はない。まぁだからと言って役を放棄するわけじゃないが。欠けたところを補うのが補欠、むしろ1~4走の全てのパターンを用意しなきゃならないからね。
負けた悔しさ、今後の課題、こんなんじゃいけない、もう負けたくない・・・残り1年もないわずかな時間、全てをぶつけてやりたい。
一番の心残りは、「俺はレースを楽しんでいたのだろうか?」ということ。まだしょうもないことに固執したり、焦りや緊張に頭が一杯になっていたのかもしれない。
新人戦にあたって、勝ちということを意識していたが、それに固執して凝り固まってしまっていたのだろうか?陸上、勝負というものへの取り組み方に対して、もう一段階踏み込む余地がありそうだ。
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