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夢を語る

2010.11.02 - ケータイ
なんで突然?と聞かれると、昨日国際総合学類受ける人の掲示板みたいなのを見かけて、受験者のモチベの高さに圧倒されたから、かな。
他にも後期対策とか見据えてく上で意識せざるを得ないのを、どういう訳かここに書き散らかそうということで。
ある種の"はしたなさ"みたいなものも感じますよね。心の中にしまっておけばいいものをわざわざ開けっぴろげに、しかも言葉じゃなく文字でしか表現しようとしない辺りはなおさら。まぁ口で人に言う機会もなかなかないし、どのみち内緒のままにはしておかないような話ですから。

さて、「夢を語る」と題しておきながら、僕には確固たる将来の夢はありません。普段ブログで目的意識云々みたいな話を散々しておきながら、一番身近で手っ取り早い人生の目的が僕にはない。
高校選びも大学選びも、とりあえずその場所でやりたいことは数あれど、その先まで見据えて選んだ訳ではない。だから将来に対するスタンスも「大学入ってから決める」で、学校の進路関係の書類にはそうやって出していました。先のことは"先"が近くに来たときに真剣に考えればいいやと。
まぁ夢がないからこそ固定観念にとらわれずいろんなものを接収したり降ってくるものをあるがままに享受出来たりしたのもあるでしょうし、これはこれで悪い生き方ではなかっただろうなとは思ってます。ただやっぱり将来の夢を活き活きと語る人をうらやましく、また尊敬することも多いのです。うちのクラスは教育系と経済が多いのだろうか。あと友達は法律系ですね。

今のところ確固たる将来の夢はない。学校の人に聞かれたときぐらいならそれでもごまかせるでしょう。
ただやはりごまかせないケースもあって、例えば親や親戚にあえて外に出る理由を言うときに説得力を出したいだとか、あとは面接で聞かれてこの理由じゃお話にならない。
ということで「建前」というほど無機質なものでもないのですが、「強いて言えばこういうことがやってみたいのかもしれない」ぐらいのものを夢と称して、「やりたいことは大学で探したいな」という本心と二刀流で構えて日々を過ごしているわけです。

ちょっと夢からは離れて、大学の話をします。
僕が筑波を選んだ理由といえば、端的には、国公立の中でも抜群に陸上が強いこと、それに色んな学類の授業をとれるので二者択一が出来ないあれもこれも欲しがりな自分にピッタリな場所だと思ったからです。高校選びとだいたい同じですね。
ただその中で「なぜ国際総合学類か?」と聞かれると、実ははっきりとは答えられない。だから「発展途上国の開発に興味がある」とか「国連で働きたい」とか言う人とはモチベーションに決定的なギャップがあって、時にそれがコンプレックスに感じたりもします。
あれこれ考えていくうちにここでもまた「強いて言えばこれかな」ぐらいの落としどころが思い浮かび、ひとまずはそれを志望動機ということにしてるのが現状です。その動機というのが、「日本でしか使えない人間にはなりたくない」というもの。
ぶっちゃけゲームのセリフですけど、「世界は自分の目に見える範囲でしかない」という"すばらしきこのせかい"っていうゲームの言葉に考えさせられるところがあるんですよね。目の前で人が死んだらPTSDになるレベルのショックなのに、遠くの国で飢餓や疫病で死んでく人の存在を知らされても一時的な同情ぐらいで済まされる。世界は広くて、いたるところでリアルが起きてるのに、自分はまだほんの一部しか知らない。知らないのに何かを知ってる風に振る舞いたくはない。だから外に、外に出て、色んなものが見たい。これがとりあえずの落としどころですね。

さて、もし大学に行って「日本の外でも使える人間」になったとして、その先になにをするのか。それこそが二本目の刀ということです。思い出す限りこれは父にしか言ってなかったと思います。
ドイツを参考に、スポーツ少年団の活動を通して、スポーツから国際関係を改善すること。それが思いつく限りの"夢"です。
確かきっかけはワールドカップだったか。普段ニュースで関係が悪いとされてるような国々でも、ピッチでは統一された1つのルールの下に動く。宗教上の理由で突然相手プレーヤーを殴るとかそんなバカバカしいことは起きない。そうでないとゲームが成立しないから。
「ゲームを成立させるための統一的ルール」という概念を機軸に、上手く枠を広げて、国際紛争が解決出来たら…まぁ夢物語でしょうね。だとしてもやるだけの価値はゼロじゃないと思うし、価値があるならやってみたいと思う。それが「強いて言えばこういうことがやってみたいのかもしれない」という形で引っかかってるものです。
まぁ先のことはわかりませんから、"先"の自分がどんな風に選ぶのか、もしかしたらまったく違うことを選ぶのかもしれません。
どんな道を選んだにしろそれなりに上手くこなす気はするんですけどね。



ついでなんでもう1つ夢の話を。
DASHのプロフィールの夢に(よくもまぁ恥ずかしげもなく)「人に感動を与える走りをすること」とあるんですが、あれにはモチーフがあるんですね。
僕が中2のとき、インターハイ男子100mで3位になった岩村先輩(勝手に名前出してすいません)、あの走りがまさにそれだったと。
そのときまでは高校も帯広のつもりだったし、ぶっちゃけ南高の存在すら知らないぐらいの田舎者でした。しかしあのときのインターハイの中継を見て、ここなら勉強も陸上もトップレベルで出来ると思って進路変更。そしてホントに受かってしまい、今に至る。
あのときテレビがついてなかったら今普段話してる人とも出会うことはなかったわけで、そういう意味で4年前のインターハイの岩村先輩の走りは「人生を変えた走り」なんですね。
自分もそんな走りができたらいいなぁ~、なんて思いながら、陸上にしがみついているのでした。
先輩が筑波に行ったことも自分の進路に少なからず影響してるのかもしれません。入れ替わりで卒業ですけどね。
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KANI at 23:16
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 プロフィール 
HN:
KANI
年齢:
32
性別:
男性
誕生日:
1992/05/11
職業:
学生
趣味:
陸上、ゲーム
自己紹介:
帯広生まれ帯広育ち札幌在住。
春から筑波大学国際総合学類。

陸上歴12年目。
尊敬する人は為末大。
考えて、実践し、結果を出す陸上が信条です。
人に夢を与える走りをするのが目標です。

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