B-DIARY

実感も、緊張もない。だがあるのは不安と恐怖という余計なもの。

春季で何が起こったのかってぐらいクズなタイムたたき出し、高体連支部は初めてやる種目だから速いのか遅いのかわからない。

今期の俺、成果が目に見えないレースばっかしてる。

しかし、明日は400mHと200m。どっちも経験済みだし、個人的にも好きな種目2つ。

ようやく自分が本当に速くなってるのかどうかがわかる。

だからこそ怖い。

中学のときも、「あれだけ練習した」と思ってもタイムが上がらない時期があったから、今回もまたそうじゃないかって思わさせられる。

しかもいろんな人が見てる中、中学のタイム更新できないようなことがあったら多分お払い箱だろ。リレーとかで。

そしてハードル、やっぱり歩数とか難しい種目だし、「完走できるのか」って思いは常に抱いてる。



自分の走りを人に見られるのが怖い。



自分の走りをタイムに表されるのがたまらなく怖い。



それでも、やらなきゃならない。



やんなきゃ、速くなった実感はいつまで経っても得られないから。

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