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at 05:10
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リレー

2010.05.01 - ケータイ
「そうしたいと思うためにはそうできていない現実が重要なのではないか」
為末大のブログより。
色々と考えさせられますなぁ。

支部で4継を走ることがほぼ確定しました。
実際にバトン合わせをしてみると、「俺遅いなぁ」とか「下手だなぁ」とか思います。まぁ上手くいきませんね。冬の内からこっち方面にもハングリーに取り組んでたらまた違ったかもしれませんが、そこまでの余裕は、ね。
しかしまぁ遅いと遅いなりにあーしたいこーしたいと思い浮かんで、「まだ速くなれそうだなぁ」と思うわけです。改善点がわかるのは幸せです。これだから面白い、これだからやめられない。
時間がない?ないなら作り出せ!陸上選手たるもの、時間に敏感になるべし。
…昨日寝坊ぶっこいたやつのセリフじゃないなぁ。

先日メンタルトレーニングの講習会があったのですが、それによればメンタルとはintelligence emotion physicalの3つからなるそうで。メンタルに限らず何事もそういうものなのかもしれません。感情で願い、思考で手段を定め、肉体で実践する。それが成功につながるのだと思います。
自分はemotionの要素が弱いそうなので、支部・全道に向けて魂燃やしていきたいです。
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KANI at 22:21
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神と人

2010.04.29 - ケータイ
昨日の話。

「どうせ明日は休みなんだから追い込もう!」ということでエアロバイクのミドルパワートレーニングというものをやりました。
30秒漕いで2分休みを3セット。文字で見る以上にはキツいです。休みの2分は短く感じ、漕いでる間は5秒ですら長く感じられます。
昨日やった感じも、やはり3セット目までくると本当にしんどい。極限状態の中で高野進が400mをやっていた当時のコメント、「私は400mの選手でしたが400mはキツいので好きにはなれませんでした。練習中はどうにか楽に走れるような方法を模索していました」みたいなのを思い出して、「あぁやっぱりどんなに練習してもこのキツさからは逃れられないのかな」という人間の原罪のようなものを感じました。

そう考えるとマイケル・ジョンソンはすごい。
YouTubeに1999年セビリア世界陸上の400mの動画があるので暇な人は見て欲しいです。ちなみに俺はiPodに入れていつでも見れるようにしてます。
200m通過が20秒、300m通過が30秒台後半、そして世界記録43秒18。このタイムもさることながら、印象的なのはゴールした後。他の選手がバタバタ倒れる中ジョンソンは1人両手を挙げて自らの世界記録に歓喜してるのです。400mを走りきったあとだとは思えない、もはや人間じゃない。そういった意味でもマイケル・ジョンソンは神の領域に踏み込んでるんじゃないかと考えさせられます。
また世界記録を出したときジョンソンは31歳。選手としても長生きということで、陸上史に残る名選手の1人だなぁと思います。

400mに限らず、最近で言うとボルトとかも神懸かり的なタイムを出しますね。
陸上というのは突き詰めていくと神の領域に踏み込めるのでしょうか。神というと空の上にいるような印象ですがそれを「陸の上」から目指すというのはなかなか面白いものです。
そういえば色んな本を読む中で1つ思ったこと、「人間としての機能を最大限使いこなした者が、つまり『最も人間だった者』が、人智を超えた記録を出す」
やっぱり神の領域に踏み込めるとしても、神そのものにはなれないんですかね。
    
KANI at 09:15
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雑記

2010.04.26 - ケータイ
友達に(今更)やらせてもらったモンハン2ndGが想像以上に面白かった。ぶっ続けで8時間やって「え?もうこんなに経ってんの?」って言っちゃったレベル。
非常に危険なのでもう触りません。
でも大学受かったらPSPと3rd買うことにした!
というわけでモンハンをやるためにも受験頑張ります。



体育で1500mを走りました。
結果は5分18秒。駅伝部のやつに勝ちましたw
300mトラックなんですが、1周目を51で入るという暴挙。その後59→69→74と順調に下がりまして、ラストはちょっとスパートして63でフィニッシュ。展開としては想定通り。まぁタイムは実力からしてこんなもんでしょう。むしろ中盤もっと落ちて5分30秒以上かかるんじゃないかとか思ってたんで満足です。
それにしても長距離は走り慣れてないとキツい…1日中咳に悩まさせられました。
でもキツい中でそれでも動かす感覚がつかめそうなんだよな…それなら400m系の練習に1000mとか2000とかのベース走をやるのもアリなんかなぁ。時間があれば試したいけど。もっと早く知ってれば。



後輩が肉離れしたそうです。
部のエースだったので、リレーなどの実戦的面でも、またメンタル的な面でも影響は大きいです。
まぁ思うことは色々あるのですが、薄情なことに俺がそれを知ったとき真っ先に考えたのは「チャンスだ」ということ。

自分の100mの持ちタイムが大したことないのは分かってるんですが、それでもなんとなく4継には憧れがあります。彼が抜けたことでインター路線のリレメンが1人空き、まず2週間後の記録会で走る人を選ぶ必要があるのですが、思うに現状それを争うことになるのは3年生2人。記録会終了後1年生も交えての争いになりますが、記録会で結果を出せばアピールになるでしょう。

今から100mのタイムを底上げしてリレメン入りを果たせば憧れだったインター路線の4継トラックに立てる。ワクワクしてきますね。今からさらに短短の練習も積むのは負担が大きいですが自分が好きでやることなら別に苦には思いません。
もう1人の3年生には持ちタイムでボロ負けしてますが、だからといってリレメン入りの見込みがゼロということでもないと思っています。あと1年生にも持ちタイム速いのがいますが意地を見せたいです。
支部まであと1ヶ月。降ってわいたこのチャンス、掴み取って、全道も勝って、そこまでいけたらもう肉離れも治ってるだろうし後輩に託します。
彼の陸上に取り組む精神は誰よりも強かった。なんとかそれを繋ぎたいです。リレーだけでなく、全てのレースを通して。
    
KANI at 21:00
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取り柄

2010.04.22 - ケータイ
2日完全休養とって遊びほうけました。明日と明後日走ってまた休み。来週月曜日からは朝練や放課後練の内容をしっかり考えてまたやろうと思います。
しっかり考えてやる。やっぱり自分にはこういうスタイルの方が合ってるような気がします。何も知らないように振る舞ってがむしゃらに取り組むよりも、やっぱり今まで蓄えてきた知識や経験を活用して動機付けていく方がうまくいくんじゃないかなと。

練習の300mで負けを意識したのって先日記事にしたときだけじゃなくて、前から何回もあったんです。そのときまず「取り柄のない走りをしてる」と思いました。今もまだその取り柄とやらをつかめずにいます。自信と言い換えても構いません。
トップスピードにはもともとあんまり自信がなくて、強いて言えばスピード持久が取り柄だったんですが、負けが積み重なってきてるのでちょっとげんなりしてるのです。冬の練習量の違いさと言われればそれまでなんですが、やっぱり悔しいのです。
今月の陸マガで高平選手が「人と比べるのがよくない」とかなんとか仰っていたのですが、人と比べずして何が勝負かというちょっとした反論もあります。
取り柄って人と比べる中で見つけていくものじゃないかと思うんです。「これなら誰にも負けないぞ」という何かが1つあることは孤独なレース中の唯一の救いです。神と言ってもいい。信じれるものがあれば辛くても頑張れます。それでも負けてしまったら、相手の強さを素直に褒め称えるしかありませんね。

理論をたくさん知ってるのは取り柄であって信じれるものではないのかって?
少し違いますね。なぜなら理論を勉強していく中で、「最後に勝負を決めるのは理論じゃない」という限界を知ったからです。
レース中に動きについてあれこれ意識して走っている時点ですでに負けなんです。レースは本能でするものなんです。レース中は無意識で走らなければならない。だから理論というのは本番ではたいして役に立たないんです。
だからって「やっぱり理論なんてめんどくさいし本番使えないなら学ぶ必要ないじゃん」という話ではありません。理論を無意識レベルに浸透させることで飛躍するということです。
ただまぁ…最近取り組んでる「自分の持てる陸上理論・哲学・経験の集大成」とも言える走法が、もう少し形になってきたら、それは取り柄と言えるかもしれません。支部に間に合うのかな。もし間に合わなかったとして、捨てるのがもったいないから大学でも陸上続けたいんですよね。実はこういう理由も。

最後に取り柄となりうるかもしれない走法のコンセプトとなる問いを。一緒に考えてみてください。
「人類の祖先は陸上移動に適した四足歩行を捨てて二足歩行に進化し、手の機能を発達させ、それが理性や科学の発達に繋がってきた。そういった経緯があるにも関わらず、二足歩行である人間が以前もっていた利点を捨てておきながら『速く走る』ことを追求するのは矛盾しているのではないか?」
    
KANI at 21:18
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努力神話

2010.04.20 - ケータイ
部活で配られたオーバートレーニングのプリントが当てはまりすぎてて笑った。
原因不明の競技成績低下、倦怠感、精神異常だと。
走りたい走りたいと願って、ようやく走れるようになったと思ったらオーバートレーニングで足止め?本格的に天邪鬼に取り憑かれてるな。
一方で驚異的な練習量と記録をもって、その上オーバートレーニングなんぞお構いなしで俺の前を悠々と走る集団がいる。
自覚したらモチベ下がった。10日前の自分に申し訳が立たない。ホント、一貫した信念みたいなのないんだな。聞いたこと真に受けてフラフラしてる。

頑張ろうと思った矢先にこれか…まったく不器用というか、空回りというか…
オーバートレーニングの解決法って、単純に休むしかないんだよな。「逃げ」だの「甘え」だのという叱責に耐え、今までのトレーニング効果がなくなってしまうことをも受け入れ、時間による焦りにも耐え、完全にリセットするしかない。簡単なようでなかなか難しいと思う。特に部活動という集団の中で生きている以上は。

休むことは往々にして努力の対極に位置付けられる。では努力とはなにか?
ただなにかにがむしゃらに取り組むことではないらしい。それはオーバートレーニングや怪我を招いてしまうから。
やはり客観的な判断材料が必要なようだ。つまり結果だ。客観的結果が努力の証明ならば、俺の努力というものは偽だ。いくら努力したと言い張ったところで、悲しきかな、目に見える結果がない。ならば俺が今まで部活に出ていた時間はなんだったのか?信じていたものが崩れ去る。今まで信じていた道の果ては奈落だった?「神は死んだ」とはこういうことを言うのか?
あるいは自己の成長度合いなんかから勝利を新しく定義し直すこともあるだろう。自己ベストや目標の達成をゴールとするような。ただそれは高い次元から見たときには自己満足にしかなりえないという虚無を自覚しなければならない。定義し直す時点で客観性にも欠けているから。それでも、例えば俺のような人間にとっては、やはり救いにはなるだろうが。

「求めよ、さらば与えられん」と言うように、より強く求めたものに光が当たる、所謂「努力神話」は存在するような気がする。逆に求めない者に光が当たることはない。後者の方がより顕著に映る。
だからやはり、より速く走りたければより練習を積むしかない。そう結論付けたくなる。
しかし彼は根底から覆す。為末大のブログの4月16日の記事は今の自分にはまさにコペルニクス的転回としか言い表せない。
「スパイクを2日続けて履かない」?「脚を大事に」?「ロングスプリンターは350m以下の距離を4本以内」?
努力神話の中に生きている人間をあざ笑うかのような現実。そうこれは現実。なぜなら客観的結果に裏付けられているから。
凄まじい量の練習をこなして結果を出すという現実もあれば、まるで裏技のような手法で結果を出す現実もある。もはや何が正しくて何が間違ってるかという価値判断の基準すら揺らぐ。選手の数だけそれぞれに対応した手法というのもあるのだろうが、それをどのようにして獲得するのか。それを知るには一生とはあまりに短すぎやしないか。

走り終わった後に時計に表示される時間、部活に費やす時間、寝て過ごす時間、支部までの時間、自分が陸上をしていられる時間、離れざるを得ない時間…時間とは無情だ。無駄にしたくない、しかし時としてその思いが長期的なスパンで見たときに障害にすらなりうる。現実とは無情だ…
静と動のバランス、動きの中でもそうだが、それが崩れたとき体も崩れる。そしてそれが絶妙にマッチしたとき素晴らしい結果が生まれる。今はどのタイミングか、その見極めが重要だ。
    
KANI at 22:01
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 プロフィール 
HN:
KANI
年齢:
33
性別:
男性
誕生日:
1992/05/11
職業:
学生
趣味:
陸上、ゲーム
自己紹介:
帯広生まれ帯広育ち札幌在住。
春から筑波大学国際総合学類。

陸上歴12年目。
尊敬する人は為末大。
考えて、実践し、結果を出す陸上が信条です。
人に夢を与える走りをするのが目標です。

良ければ一言どうぞ↓


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